輸送後に温度モニタリングデータを受け取る方法
出荷貨物の温度データの受け取り方法を改善しました。詳細な温度データレポートを添付した自動送信メールの運用を開始しています。この自動メールは、輸送全体を通じてSensitechデバイスが使用され、規定温度範囲内で管理された貨物を対象に送信されます。この機能により、必要な情報をすぐに確認でき、より迅速かつ効率的な判断に役立てていただけます。
透明性と利便性への取り組みは、レポート内容だけにとどまりません。各レポートはメールに添付して送信されるため、別途ダウンロードしたり外部プラットフォームにアクセスしたりする必要はありません。
当社は、長期的な記録保管とトレーサビリティの重要性も重視しています。履歴データに適切にアクセスできるよう、すべてのレポートは当社システム内に安全に保管されます。過去のレポートが必要な場合は、当社までお問い合わせください。
温度逸脱が発生した輸送に関する温度データの共有方法については、従来どおり変更ありません。
追加情報については、以下のよくある質問 (FAQ) セクションを参照するか、World Courierの担当者にお問い合わせください。
よくある質問(FAQ)
メールはどのように届きますか?
自動送信メールは、以下のアドレスから送信されます。WC_Shipment_Alert@worldcourier.com
自動メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダまたはファイアウォールの設定を確認してください。
データの送信先となる個人またはチームのメールアドレスに変更はありません。受信者を追加したい場合は、カスタマーポータルで予約時に指定いただくか、カスタマーサービス担当者へご相談ください。
メールはどのように表示されますか?
自動送信メールの例を以下に示します。

添付ファイルの内容はどのようなものですか?
メールには、概要データ、温度グラフ、詳細な表形式データを含む包括的なレポートが添付されます。表形式データでは、出荷貨物の詳細な測定値や温度記録を確認できます。表形式表示のサンプル画面は以下をご参照ください。


すべての温度記録は、グリニッジ標準時(GMT)で表示されます。
迅速なデータ提供以外に、どのようなメリットがありますか?
はい。迅速なデータ提供に加えて、当社チームによる手作業でのデータ入力が不要になるため、データ品質の向上にもつながります。輸送管理システムでジョブが作成されると、梱包材および温度監視デバイス(TMD)の必要情報がオペレーション(Ops)チームとX-Act(梱包在庫管理システム)に連携されます。オペレーションチームは、出荷システムとTMDのバーコードをスキャンして、出荷元で両者を紐付けます。納品後にプローブのデータが取り込まれると、システムがシリアル番号を認識し、該当ジョブに紐付けたうえで、受信者へ直接データを送信します。
新しいプロセスは、World Courierが提供するすべての温度監視デバイス (TMD) に適用されますか?
いいえ。初期リリースでは、Sensitech TMDからのデータ提供のみが自動化の対象です。Sensitechデバイスは、World Courierが多くの温度帯で標準的に提供しているソリューションですが、液体窒素ドライシッパーでは一般的には使用されません。
顧客が独自のSensitech TMDを提供する場合も、同じプロセスが適用されますか?
いいえ。このワークフローは、World Courierによる温度モニターの手配を含む注文が作成された時点で開始され、X-Actシステムと連携して、各プローブを該当する貨物に紐付けます。
GPS対応のSensitech監視デバイスから取得される温度監視データも、自動送信の対象になりますか?
現時点では対象外ですが、GPS対応TMDで生成されるデータを効率的に管理する方法を現在開発中です。
標準的なPDF形式の温度監視レポートまたはTTXデータファイルを提供するように、システムを設定できますか?
いいえ。ただし、これらの形式でのデータ提供が必要な場合は、通常ご利用のカスタマーサービス担当者にご依頼いただければ、該当形式の文書をご提供できます。
統合とプロセスの自動化は検証されていますか?
はい。このソリューションは、21 CFR Part 11およびGAMP 5業界標準に従って検証されています。関連文書は、World Courierの標準手順(CORP-QA 002)に従って確認できます。
規定範囲内で輸送された貨物に関するデータ提供は自動化されるとのことですが、貨物に温度逸脱が発生した場合は、どのように通知されますか?
集荷から配達までの間に温度逸脱が発生したTMDについては、現在と同様に別フローで手動処理されます。その場合、逸脱が発生した旨、原因に関する当社の初期評価、および今後の対応について説明したメールとともに、データが送信されます。一方、集荷前または配達後に発生した逸脱は、システムにより自動的に対象外として処理され、自動送信メールが生成されます。
自動メールを設定して、時刻をローカルタイムゾーンで表示することは可能ですか?
いいえ。システムでは、異なるタイムゾーンでの自動データ提供には対応していません。設計上、タイムゾーンを標準化する必要があったため、発送元と配送先で時差がある場合が多いことを踏まえ、共通基準としてGMTを採用しています。
複数のプローブまたは複数個口を含む貨物は、どのように扱われますか?
2個口の貨物にTMDが含まれる場合のレポート例を以下に示します。各温度モニターのシリアル番号は、割り当てられた温度管理梱包ソリューション&のシリアル番号とあわせて記載されます。
貨物に2種類の異なる温度プローブが使用されている場合はどうなりますか?
貨物にSensitech TMDとSensitech以外のTMD(例:Elpro、Controlant SAGAなど)の両方が含まれている場合、受信者に別々のメールが送信されることを避けるため、システムによる自動送信は行われません。代わりに、各TMDのデータと必要に応じた説明を含む1通の手動メールが送信されます。